時空の扉

ゲームプレイ記を中心に、日々のできごとについて時々記録(できたらいいよね)

Factorio Version0.16 - のんびり攻略記 #4 - 歯車 × 銅板 = 赤サイエンスパック

1. 本作の研究とは

 端的にいうと作れるアイテムの種類・幅を増やすことです。そもそも惑星からの脱出が目的なのに、ロケットの作り方も必要な材料も全くわかっていない状態。これでは目標は高いのに、現状や自身の能力・適性を見誤っている意識高い系みたいになってしまっています。なので地道に研究を行い、いつかロケットを作れる日を夢見て進んでいくのです。

2. 赤サイエンスパックが先か、組立機が先か

 最初に研究できるテクノロジーは9個あります。どれを選んでも間違いというのはないですが、オススメするなら自動化技術です。

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自動化技術 - 組立機を作れるようになれば、加工・製造工程を自動化できます

 自動化技術の材料は赤サイエンスパック10個です。赤サイエンスパックは、歯車と銅板を組合わせることで製造できますが、少なくとも10個は手動で作成しなければなりません。なぜなら歯車と銅板を組合せて、赤サイエンスパックを自動製造するためには、組立機が必要だからです。こうなるともはや、鶏が先か、卵が先かといった状況です。ま、小難しいことは脇においておいて、歯車と銅板を握りしめてサイエンスパックを作りましょう。

3. 研究に相応しい場所づくり

 さて赤サイエンスパックは無事できましたが、何事にもそれに相応しい場所というものがあります。野っ原のど真ん中で、赤サイエンスパックを空に掲げると研究が完了するわけではありません。研究所を作ります。

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ドーム型の研究所 - 何となくスタイリッシュで次世代研究を行っていそう

 できました。この研究所にサイエンスパックを投じると研究が行われ、サイエンスパックを消費する度に、研究度合いが進捗します。進捗度が100%*1に到達すると研究完了。新たなアイテムレシピとテクノロジーが開放されます。

 ですが、実は研究にあたって大事な材料がまだ準備できていません。それは、電力です。本作の殆どの施設は何らかの燃料が投入されないと動作しません。燃料式掘削機や石の炉の燃料は、木材や石炭でしたが、研究所の燃料は電力になります。

4. 火力発電所の設置

 研究所稼働のために発電施設を準備します。準備する施設は以下の3つ。

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汲み上げポンプ - 燃料不要で動作する珍しい施設。どうやって汲み上げているんだろう?

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ボイラー - 石炭などの燃料を消費して、水から水蒸気を製造

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蒸気機関 - 水蒸気を燃料に電力を製造

 これら3施設を組合せ火力発電を行います。できあがるとこんな感じ。

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水を汲み上げ、熱して蒸気に。それで蒸気機関のタービンを回す

 汲み上げた水も、水を熱して製造した蒸気も全て流体なのでパイプを使って運びます。後は、蒸気機関の脇から施設に向かって電線を伸ばすことで電力の供給を行うことができます。

 ちなみにボイラーの燃料は偶然近くに小さい石炭鉱山があったので活用しました。

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ボイラーの燃料は近くの石炭を供給 小さすぎるからすぐ無くなりそう...

4. 研究開始

 これでようやく研究が開始できます。研究所に電力が供給されている状態で、サイエンスパックが投入されるとテクノロジーの研究が行われます。

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研究開始 - サイエンスパックが消費される毎に、進捗度が増える

 画面右上の緑のバーが一杯になると研究完了。

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研究完了 - テクノロジーツリーに従って新たなテクノロジーを研究できるようになる

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新たに研究可能となったテクノロジーはこんな感じ

 後は、今まで行ってきた工程を繰り返していくわけです。今の段階ではサイエンスパックは1種類しか必要しない研究ばかりですが、研究を重ねていくと沢山のサイエンスパックを要求され最大6種類まで増加します。サイエンスパック自体もだんだん作るための工程が複雑になっていきます。準備に手間がかかるようになる代わりに、自動化できることが増えたり、作業効率が高まったりします。

 製造ラインを工夫したり、トライ・アンド・エラーで改善点を見つけたりしながら自分だけのラインを作れることが、本作の醍醐味であると思います。

5. 研究の自動化

 さて先程の研究で、組立機を作れるようになったので、さっそく赤サイエンスパックの製造ラインを自動化し、研究にかかる手間を省いていきます。

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まずは鉄板に必要な鉄鉱石と石炭を搬送

 最初に、歯車を作るための鉄板の製造ラインを準備します。鉄鉱石鉱山、石炭鉱山に電動掘削機を設置し、電源施設から小型電柱を使って電力を供給します。採掘された資源は、搬送ベルトを使って石の炉まで搬送します。搬送ベルトの引き方を工夫し、鉄鉱石と石炭が1ラインになるようにします。

 搬送先では、石の炉を適当な間隔を空けて5台程度設置します。また石の炉と搬送ベルトの間も1マス空けておきます。こうすることでインサーターや小型電柱を設置するスペースを確保でき、石の炉への投入や鉄板の取り出しを自動化できます。

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石の炉を数台用意し、いつでも増産できるようにしておきます

 石の炉から取り出した鉄板も同様に搬送ベルトを使用して組立機へ搬送していきます。銅板も鉄板と同様の手順で準備します。

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施設設置は、最初から100点な配置はできない。不都合が起きれば作り直せば良い

 鉄板を歯車に加工し、歯車と銅板から赤サイエンスパックを自動製造するラインが完成しました。しかし、上の画像の配置では、後々赤サイエンスパックを増産したくなっても簡単にできそうもないです。なので折を見て組立機の配置を見直すことにします。活動範囲が広くなる前に、設置計画を綿密に立てることができれば良いのですが、性格的な問題なのか、能力の問題なのか、なかなかうまくできないです。ざっくりとした大枠を考えて、施設を稼働させながら微調整していくという手法で進めていきます。

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赤サイエンスパックを研究所へ搬入

 無事、赤サイエンスパックを研究所へ搬送し、研究を自動化することができました。

 次回は、赤サイエンスパックだけで研究できるテクノロジーを取得し、開放されたレシピをどんどん作っていきます。

*1:数値ではなく緑のグラフで表現されます