Factorio Version0.16 - のんびり攻略記 #6 - 緑サイエンスパックの落とし穴
1. レーダーで可視エリア拡大
赤サイエンスパックで研究できるテクノロジーが少なくなってきたので、緑サイエンスパックの製造に取り掛かるのですが、その前に有用な成果を得るまでに時間のかかる作業を準備します。
といっても自分が何か手を動かすわけではないです。レーダーにスタートエリアの外がどうなっているのか時間をかけて明確にしてもらいます。
それと、レーダーを設置すると一定範囲を神視点モード(正しい呼び名が不明なので勝手に命名)で自由にのぞき見ることができようになります。神視点モードを有効にできる範囲は、マップの明るくなっている部分です。一応、マップ上明確化されているけど、レーダーの有効範囲外でも神視点モードレベルで、のぞくことはできるのですが、モザイク柄になってしまい、ざっくりどんな地形かわかる程度となっております。
2. 緑サイエンスパックの罠
寄り道作業も終わったので、ようやく緑サイエンスパックの製造に取り掛かります。まずは緑サイエンスパックの材料を確認。
赤サイエンスパックの製造で、アイテム製造の自動化について理解できていれば、緑サイエンスパックと搬送ベルトの製造は、はっきりいって楽勝です。組立機1に向かって1ラインで2アイテムを搬送し投入するも良し、2ラインで1アイテムずつ搬送し、成果物を工夫して排出するも良し、といった感じです。
しかし、曲者はインサーター。これは使用材料が3種類あります。電子基板(サイエン
スパック同様、色に特徴があるので以降、緑基板と呼称)と歯車、鉄板です。歯車と鉄板はまあ、問題ないでしょう。緑基板は、銅板から銅線を製造し、銅線と鉄板を組み合わせることで製造できます。1緑基板製造に銅線を3個も消費するという点に気をつければ、自動化が難しいということはないと思います。
問題なのはこれらを組み合わせることです。投入ラインと排出ラインの配置の難しさでなく、組立機1では投入材料は2種類までしか扱えないのです。つまり、緑サイエンスパックの製造に取り掛かる前に、自動化技術2の研究を完了させ、組立機2を設置できるようにしなければらなっかたのです。
3. 自動化技術2を研究したいが、間に何かいる!?
組立機2を設置するために、さっそく自動化技術2を研究したいところですが、研究不可となっています。先行技術の研究が未完了であるため、まずはそちらを終わらせる必要があるのです。めんどくさいよー
ということで、気を取り直してまずは、電子工学を研究します。
アイテム製造ラインの構築前に、いろいろな観点から事前確認するのをおすすめします。今、設置可能な施設で製造可能なのか、どんな材料を使用するのか、どんなラインで投入し、排出するのか、慣れないと時間はかかりますが、手をつけ始めてから不足に気づくともっと時間がかかるかもしれません。仕事や勉強と一緒ですね...
3. 緑サイエンスパック製造開始
電子工学や自動化技術2の研究を行いながら製造ラインの構築を行った結果このように製造ラインが成長しました。
鉄板ラインが3分岐、歯車組立機や銅線組立機は余剰スペースがないので拡張性ゼロと、version0.12、0.15と一応のクリアまでたどり着いたとは思えないような製造ラインが組み上がってしまいました。
本作をすでにプレイしていて中盤~終盤にかけて製造ラインの拡張が破綻してしまうという方は、個人的には序盤の製造ラインを極狭い範囲で構築してしまうのが原因だと思っています。現実の都市開発と同様に、一度構築してしまった街(製造ライン)は他との兼ね合いが複雑になり、少しずつ改善するということが大変難しいです。
なので、この複雑で拡張性の乏しい製造ラインは廃棄し、開けた土地で新たに製造ラインを組み直すことにします。幸いにも今回のマップはスタートエリアのやや南に森林も水源、資源もなく大きく開けた土地がありますのでそちらで製造ラインの再構築をします。
作りかけのナスカの地上絵みたいになっていますが、鉄板、銅板、緑基板などの消費量の多いアイテムは中央の大河川で北から南方向に流し、必要になる度に左右の組立機群に分岐させます。左右の組立機では完成品を原則として外側方向へ流し消費します。歯車などの二次加工品で消費量が多いもののみ中央に戻し、別製造ラインで活用(流用)します。
この方式のメリットとしては、完成品が異なっていても投入材料が同じであれば、同一ラインで管理できることです。例えば、赤サイエンスパックと搬送ベルトは投入材料が共通しています。赤サイエンスパック = 銅板 x 歯車、搬送ベルト = 鉄板 x 歯車となっており、異なるように思えますが細分化すると歯車は鉄板を加工することで得られるので、赤サイエンスパック = 銅板 x 鉄板、搬送ベルト = 鉄板 x 鉄板といえます。
つまり銅板と鉄板を1ライン2アイテムの状態で引き込み、鉄板を歯車に加工、反対側のラインへ排出します。銅板・鉄板ラインと歯車ラインを同じ方に流し、2ラインに挟まれた組立機で赤サイエンスパックと搬送ベルトを製造するということができるのです。
デメリットとしては、大河川の終端へいくほど、組立機群の外側へ行くほど材料が届きにくくなってしまうということです。対策としては、大河川ラインではライン毎に役割分担させ、より終端でのみ組立機へ分岐するといった方法があります。また組立機群が外へ広がりすぎた場合には、一部を別な場所へ分割することで対応できます。
次回、再構築した製造ラインを稼働させていきます。